ナローグリップベンチプレスで上腕三頭筋と大胸筋の真ん中を鍛える
もともと自分がやっていた競技で上腕三頭筋が特に必要だったので、20代前半の頃は110kgでナローベンチをやっていました。今は肩の怪我もあって80kgでやるのも痛みでしんどいのですが、いつか100kgまでは戻したいなと思っています。
このナローグリップベンチ、上腕三頭筋のためのトレーニングだと思っていましたが、EZバーの内側を持ってプッシュし、最後まで押し切る直前で大胸筋の真ん中もしっかり収縮させることで、大胸筋中央部からの厚み作りに効果的なのではと思っていたらやっぱりそうでした。
山本先生のかなり古い動画ですが、大胸筋の真ん中と上腕三頭筋についてのトレーニングとしてナローグリップベンチを解説している動画です。
山本先生はストレートバーでやっていてグリップ幅は肩幅くらいですが、私はEZバーの内側を握っているのでもっと狭いグリップ幅であり、手首の内側に曲がった状態でプレスしています。
手首を内側に回した回内状態でのベンチプレスは上腕三頭筋への刺激が回外やストレートバーをまっすぐ持つグリップよりも高かったことが研究でわかっていて、上腕三頭筋を鍛えるならEZバーの内側を持ってナローグリップベンチをやるのがベストと言えます。
ついでにケーブルマシンなどがないホームジムでは大胸筋の中央部分の立体感を出しにくいのが難点ですが、極限までグリップ幅を狭められるEZバーのナローグリップベンチによって、大胸筋中央部に厚みが出ることを期待しています。ここに厚みがあるかどうかって、見た目にかなり影響していて、ただ胸に肉がついているだけか、筋肉による立体感なのかが目立ってわかりやすくなります。
ナローグリップベンチは10年ほどやっていませんでしたが、EZバーを導入したので、上腕三頭筋のトレーニングとともに高セットで組んでついでに大胸筋の中央部も鍛えていこうと思います。
